いびきと認知症の関係とは
脳血管疾患による筋肉の緩みが「いびき」の原因となることを考えると、他に脳との関係を心配される方も多いのではないでしょうか。体調や外見だけでは確認しにくい脳の健康状態は誰でも気に掛かりますよね。そこで、いびきと認知症の関係を指摘する研究があることを覚えておきましょう。
まず、いびきが睡眠時無呼吸症候群と密接に関わっていることは既に広く知られていますよね。これは、閉塞性と呼ばれる種類の症状に関してですが、いびきの音が発生する直接的な原因としても有名な口蓋や気道の振動が進行すると、呼吸自体が難しくなり上手く酸素が取り入れられなくなるというものです。酸素が上手く取り入れられないということは脳にも悪い影響を及ぼしてしまいます。 いびきとは関係無くても、水の中で溺れたり気道にものが詰まって窒息したりという状況で、酸素が脳に一定時間供給されないのは非常に危険ですよね。特殊な訓練を積んだ方や仕事で潜水をする方でなければ酸素が供給されないと数分で脳に何らかの影響が出ると言われています。そこにきて、睡眠時無呼吸症候群でも同じような事態に陥る恐れがあるというのです。 大抵の場合は無呼吸状態に耐えきれず大きく息を吸うことで酸素の供給が再び行われるようですが、それが何度も続くと低酸素症や酸素欠乏といった状態が頻繁に訪れていることになります。そして、ある大学の研究では呼吸障害によって認知症が高い確率で発生すると言われているのです。これでは、いびきと認知症の関連性を疑いたくなるのも当然ですよね。
もちろん、いびきをかく方が全員認知症になるという結論には結び付きません。しかし、いびきの音が特に大きいという方や、無呼吸の自覚症状がある方は将来のためにも早期の改善が必要になってくるのではないでしょうか。
最初は単なる睡眠障害にとどまっていても、いびきによる認知症の兆候を見逃しては長期的な医療・介護の負担を大きくしているとも考えられます。それは精神的な部分だけではなく周囲の体力や経済にも大きな負担を掛ける結果になるのです。。
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